・DVD → iPod、その2

6/13に「DVD の内容を iPod に移すのって、実は意外と簡単だったりするんですね。今度試してみよっと」なんてことを書きつつ、その後の進捗を何も記していませんでした。今さら感がありますし、当方 Mac 環境なため Win な人には参考になりませんが、放りっぱなしもアレなんでちょっとフォロー。
作業はホントに簡単で、基本的に使ってるソフトは「MacTheRipper」と「HandBrake」の2つだけです。「MacTheRipper」で DVD を HD にリッピングし、「HandBrake」を使って iPod 用の MPEG-4H.264) ムービーに変換。あとはそのファイルを iTunes に登録すれば完了。たったこれだけで、DVD が iPod で楽しめます。
「HandBrake」の利点の1つは、複数の .VOB ファイルに分割されている DVD の中身を、まとめて1つのファイルに変換してくれることです。でもあえて DVD の中身全部ではなく .VOB ファイル単位で変換したいときもあって、その場合は「MPEG Exporter TNG」を使ってます。変換後、自動的に iTunes への登録を行ってくれるのも便利です。
ちなみにこちらは非常に強力な変換ユーティリティ(というか AppleScript)なんで、DVD の .VOB 変換に限らず、いろんなムービーファイルに対して重宝します。また、変換には ffmpeg が必要なんで、サイトの解説どおり事前に「iSquint」をダウンロードしておくことをお勧めします。
あと、先般の日記に「DVD の音源だけを iPod に入れるには?」というコメントをいただきました。これは QuickTime Pro があれば非常に簡単です。
「HandBrake」や「MPEG Exporter TNG」による変換作業後のファイルを直接 QuickTime で開き、「ムービーのプロパティ」を見てみましょう。チェックボックス付きの「ビデオトラック」と「サウンドトラック」の欄があるはずです。ここで「ビデオトラック」のチェックを外しサウンドトラック」行をクリックして選択し、「取り出す」ボタンをクリックすると、音声トラックだけが別ウィンドウで開きます。これを改めて iPod 用に書き出せば OK です。
以上、ご参考までに。