・iPod shuffle の購入動機

iPod shuffle について、液晶が無かったり機能が少ないといった点をマイナス要素として批判している記事やコメント（例えば ITmedia の記事「iPod shuffleは怖くない？　ライバルは余裕の反応」における他社のコメント等）があったりします。でもそれなら（価格は一考の余地があるにせよ） iPod mini あたりを買えば済む話で、少なくとも自分にとっては iPod shuffle の商品コンセプトはアリです。
今の iPod の使い方を振り返ってみると、まず普段使ってるのは iPod mini で、出張したりするとき（移動時間が長いとき）は iPod 4G を使ってます。mini は筐体の小ささ、4G は稼働時間を考えての選択です。正直音は 4G の方が良いと（自分で聞き比べた範囲では）思っていますが、普段使いは小さい方が良いんで、メインは mini にしてます。HD の容量は特に関係ありません。
それにプレイリスト自体、ほとんど切り替えません。極端な話、1つのプレイリストさえ同期が取れればそれでOKです。聞こうと思ってる曲をまとめて入れるためのプレイリストを1つ作り、いつもその中身を入れ替えてます。必要な記憶領域は、それこそ1GB もあればおつりが来ます。
実際に聞く時は、その中身を最初から通して再生したりシャッフルしたりしてますが、いずれにしても液晶でタイトルを確認することはまずありません。本体はポケットに入れたまま、リモコンでのみ操作。曲を探してダイレクトに選択するのではなく、リモコンで1曲ずつ飛ばしたり戻ったりしてます。シャッフル再生時におけるその時の意外性も楽しいですし。
こう考えていくと、iPod shuffle は今の自分の使い方にかなり合致したモデルです。サイズ、デザイン、操作性は全然問題ありません。あのデザインならリモコンすら不要です。またライブラリ全体からではなく、特定のプレイリストのみを対象としたオートフィルの転送も可能なわけで、必要にして充分な機能を備えてます。加えて初代 iPod から続く iTunes との連携の素晴らしさは言わずもがなですし、だから今回、現役3台目の iPod として購入することにしました。
今後（iPod mini のように）角が丸くなったりカラーバリエーションが豊富に出そろったりしたら、それもまた買ってしまうかもしれません（笑）