・Apple Store, Ginza への苦言

以下、昨日のエントリにいただいたコメントへのレスも兼ねて書きます。とみーさんまりんさん、貴重なご意見ありがとうございます!
同じく Apple Store, Ginza の手際の悪さは度々感じてます。単に何か見たいモノがあったり、ふらっと立ち寄ったりしただけなら、当たり前ながら別に問題は無いんです。でも直接製品を購入しようとしたり、あるいは間違いなく人が集まるであろうと予測できるイベントに参加しようとかすると、正直手際や段取りの悪さが目につきます。
レジはとにかく遅いですよね。もしあれが丁寧さだとか考えてるんだとしたら、それはちょっと勘違いしてない? みたいな。ゆっくりさと丁寧さとは違います。
それにレジ打ちの人だけで解決できないことがあると、さらにとんでもなく待たされますし。フロアにいる他の店員と連携すればいいのに、当人がその場を離れてしまい、カウンターで結構な時間佇んでたこともあります。周りの店員も気づけと言いたい。いっそのことバイトでもいいから、てきぱきレジ打ちやラッピングできる人を専門に雇えばいいのに。
あと、例えばシアターで開催されるプログラム、通常のワークショップじゃなくて絶対混むだろコレみたいな特別なやつ、そういうのに対する取り組み方もめためたですね。列を作って待つのか、事前に整理券を配ったりするのか、だとしたら何時くらいからなのか、そしてそもそもそういう措置を取るのかどうか等々、こういう段取り部分が全く考えられてません。聞いても返ってくる答えは「その場にならないと分からない」だけ。無料で開催してるからなのかもしれませんが、あまりにもレベルの低い対応です。
iPod miniiPod shuffle に関してもそうだったんだろうなぁ……。
それにこの「分からない」は他の場面でも多々発せられる答えで、通常商品の入荷状況ですらそうですしね。以前ある店員に、「何がいつどれくらい入ってくるのかは、全て当日になってみないと分からない」って明言されたこともあります。おいおい、ちょっと待ってくれよ、そこは開き直るとこじゃないだろう!
それに、幸か不幸か Genius Bar はまだ利用したことが無いんですが、これも推して知るべしってとこでしょうか。カウンターに座ってるお客さんたちの表情が硬いのは、決して自分の Mac とかの調子が悪いからだけじゃないようですね。
アップルサイトの Mac Genius ページには、こんな風に書かれてます。

例えば「Macでこんなことできる?」とか「私のMacがどうも調子悪い」など、ソリューションのご相談からトラブル解決まで、(もちろん無料で)幅広く丁寧にお答えします。 修理についてのご相談も、アップル製品であれば、たとえApple Storeで購入されたものでなくても大丈夫。 もちろん、Macについてあれこれとお話ししに来ていただくだけでもかまいません。どうぞ、お気軽にMacジーニアスに話しかけてみてください。

予約してから来いなんて、どこにも書いてありません。そもそもイベントカレンダーのページのさらに一番下に予約システムの入口があったって、しかも ProCare ユーザー以外は当日予約のみってそんなとこに書いたって、なかなか気づかないでしょう。システムとして Genius Bar を設けてはいるけれど、実はあんまり利用してほしくないのかもしれませんね。対面対応はいろんなコストがかかりますから。
結局のところ、まりんさんが書かれたように『「Mac(= Mac 製品)が好き」だから、そういうところ目をつぶって』たり、修理が必要だから仕方なく利用しなきゃいけないとか、そういうケースが大半なんじゃないかと思います。自分のスタンスも前者です。
最近はもう、極力直接には買わないようにしてます。欲しいモノはネットでポチっと。自分の中においては、あそこはサービスショップじゃなくショールームとして位置づけてます。じゃないと不要なストレスを背負い込んでしまいそうですからね。
お客の態度が表面上好意的に見えてるのかもしれませんが、それに甘えることなく、『消費者が気持ちよく買い物』や利用することができるよう、欠けていると言わざるを得ない『「日本のサービス業」としての配慮』は何なのか、ショップ全体を見直して欲しいものです……。