・親切に触れた時

得意顔。

外回りが一段落し、さてどこで昼を食べようか、と初めての街で商店街をうろついてたら、「とんこつらーめん」の看板が目に入りました。とりあえず場所を覚えておき、他にもいい店がないか歩き回ったものの、結局めぼしい店は見つからず。諦めて来た道を引き返し、その店に入ろうかと店内のぞき込んだその時、後ろから声がしました。

「その店、不味いわよ」

振り返ると、1人のおばさんが通り過ぎていきます。

「え、そうなんですか? この街、初めてなんでよく分からなくて」
「あそこはダメよ! みーんな不味いって言ってるわ」
「もしかして、行かれたことあるんですか?」
「1回だけね。もう2度と行かないわね」
「じゃあどこかお勧めの店、教えてもらえませんか?」
「ちょっと歩くけど、○○屋って中華料理の店はおいしいわよ」
「ありがとうございます! そこに行ってみますね」

危ないとこでした。思いっきりハズレの店に入るとこだった(笑) きっとご近所の方なんでしょう。親切に教えてもらって助かりました。行った先の中華料理屋もおいしかったですし。
て言うか。
思わず他人にすら声をかけて諫めようとしてしまうほど、ホントにその店が不味いってことなんでしょうね (^^;