・Setup Assistant と Norton AntiVirus

G5のユーティリティフォルダに、環境移行ツール「Setup Assistant」が入っています。G5の初回起動時には自動的にこのツールが立ち上がりますし、そこでキャンセルしても、後から直接使うことができます。先日も書いたように、アプリケーションの再インストールすら(原則)不要になる、とても便利なツールです。
が、それでもやっぱり、中にはうまく動かないソフトも出てきます。俺の環境ではSymantecの「Norton System Works 3.0」、特にその中の「Norton AntiVirus 9.0」がそうでした。
そもそもNSWはなかなかMac OS X 10.3に対応できてませんでした。今後は開発もしないそうですし、しょうがないのかもしれません。最近ではNSW自体使ってませんでしたし。ただ困るのが、起動時に毎回NAVからエラーが出ることです。「上手くインストールされてないからAuto-Protectが効かないよ」って。
これは10.2から10.3にした時と同じ状況です。システム環境設定からの設定変更もできません。じゃあアンインストールして最初からやり直せばいいのかと言うと、これがまたそうじゃなくて。インストールメディアががうまく認識されないのです。そのCD-ROMから起動させようとしても無理。
そうなるともう、Symantecのサイトから対応したアンインストーラを落としてくるしかありません。でもこれだって10.3対応って書いてあるのにうまく動かなくて、結局以前のバージョン用のアンインストーラを落として作業する羽目になるんです。
まぁ今回はですね、以前落としたアンインストーラを保存してあったので、「何だよまたこの状態か、しょうがねーなー」って感じで軽く削除できました。でも初めてこの状況に陥った時は、情報がほとんど無くて苦労しました。これからMacの機種変更やOSのアップグレードを考えてる方はご注意ください。そういう作業の前に、予めNSW(NAV含む)は削除しておいた方がいいですよ。その後うまく再インストールできる保証もありませんけどね(´д`;)