・「どこでもアイスノン」を使ってみた

昨日購入した「どこでもアイスノン」を使ってみました。
そもそも「ハンカチなどにスプレーすると、ミストが氷状に変化」するらしいですが、一体どういう仕組みなんでしょう。

Q:なぜ氷がでるのですか?
A:スプレー液(化粧水)が、噴射時にLPGガスによって急激に冷やされて氷になります。

商品に関する FAQ ページより。意外に単純だけど真っ当な手法。LPガス(上記文中では「LPGガス」となってますが、きっと正しくは「LPガス」でしょう)が気化して膨張するときに周囲の熱を奪うわけですが、その温度変化で化粧水を冷やし、氷として付着させてるんですね。
さて、仕組みが分かったところで、実際に使ってみましょう。説明書きにはこうあります。

噴射口から約5cm離し、ハンカチなどに適量(2〜3秒間)を円を描くように吹きつけてください。

また、こうも書いてあります。

直接肌に吹きつけないでください。凍傷を起こす恐れがあります。

凍傷? そんなに冷えるの!? うわー、すっげー期待できそう! ワクワクしてきました。よし、説明どおりにスプレー!
……お、ハンカチがシュワシュワしてる。吹きつけたところが湿った感じになって、その上に何か白い泡ができてる。小さな粒も散らばってる。そっと指先で触れてみると……冷えてる!
冷たいハンカチ。何だか不思議な気がしますね。これだけ冷えてれば、缶ジュースの代わりに使えそうです。早速まぶたに当ててみました。
冷たいです(0.5秒)
気持ち良いです(1秒)
うん、冷えてる(1.5秒)
冷たい(2秒)
冷た……(2.5秒)
……?(3秒)
……???(5秒)
えっ? マジで? たったこれだけ? あっという間に効果がなくなってんじゃん! ものの5秒と持たないってどういうことよ!?
もう思いっきり期待外れでした。持続時間が短すぎる。確かに説明書き見ても時間のことは書いてないけど、それでもこんなに短い時間しか冷たくないってのはちょっとどうなのさ。
いやいや、ちょっと待てよ。素材のせいか? シルクのハンカチじゃなく、今度はハンドタオルで……さっきよりたっぷりとスプレーして……うげ。やっぱりダメか (´・ω・`)
パッケージには「暑さすっきり! 瞬間冷却」ってコピーが載ってるけど、その「瞬間」て、もしかして「効果があるのは瞬間」て意味なんでしょうか。だったら「アイスノン」とか書かないでほしい。しばらくは冷たいままだと思ってしまうじゃないか。2本も買った俺がバカみてーじゃん _| ̄|○
こうなったら「直接肌に吹きつけ」てやる。
さんごとりんごと一緒に走り回って火照ってる足にスプレー。これはこれで結構冷たい。でも、凍傷の恐れ? 全然。余裕じゃん! 同じく見事に短時間で効果が無くなります(つーかこんなことするなら、普通の冷却スプレー使えばいいわけで、そっちの方がはるかに効果的)
所詮こんな付け焼き刃じゃ、比熱が小さくてこの程度ってことなのかな。あーあ。残念……。