・ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスの社長兼主席業務担当役員、ロイド・C・ブランクファイン氏についての記事から。

ブランクファインがトーマス・ジェファーソン高校に進んだ当時、学校では不良グループが幅を利かせていた。市バスで学校の近くまで行き、何か騒ぎが起きていれば、そのまま家に帰った。「知らず知らずのうちに、リスク・マネジメントを実践していたわけだ」と同氏は言う。

採用面接についての記事から。

ゴールドマンの採用担当者だったリサ・ベッカーは、パートナーが候補者と話し込んで、次の面接に遅れさせてしまったこともあったという。もっともこれは、礼儀をわきまえつつ面接を切り上げる能力を試していたのだ。

機嫌を取ろうとするのは賢いやり方ではない。ベッカーは面接に来たパートナーから、7桁×7桁のかけ算の答えを求められたと言う。「頭がおかしいんじゃないですか」と即答したベッカーは、結局採用されたという。

昨年度は205億ドル超の収益を上げた、業界トップ企業。従業員1人当たりの総収益は144万ドル。とある雑誌の特集記事を読んだんですが、他にも興味深い逸話がいっぱいです。