・PB のトラックパッドスクロールの仕様

新しい PowerBook G4 のトラックパッドに追加された新機能、「トラックパッドスクロール」について、ちょっと誤解してました。思ってた以上に便利かも。
まず、製品紹介ページにはこう書いてあります。

2本の指を使ってトラックパッドを垂直または水平方向になぞればスクロールが有効になり、現在のウインドウの内容を上下左右に(斜めに動かせばその方向に)見渡すことができます。

これを読んで、2本の指を同時に動かせばスクロールモードになるんだと思ってました。でも実際は、もっと簡単にスクロールさせることができるんですね。以下は Mactopia のコラム「Apple's Eye(No.133)」からの引用です。

ちなみに、このスクロール操作、2本の指を一緒に滑らせないでも OK なのだ。たとえば、左手の人差し指をトラックパッド上の1点に置きっぱなしにして、右手の人差し指でスクロール操作といったことも可能。とりあえず指を2本載せてさえいれば、実際の操作方法はきわめて柔軟にできるというのもおもしろいところだ。

2本同時に動かせば OK ってだけでも快適だと思いますが、実はその判定基準は「トラックパッド上(の1点)に触れたままの部分があるかどうか」になってるんですね。自分で操作するときのことを考えると、これってかなり便利な仕様です。
一般的にどうなのか分かりませんが、俺の場合はトラックパッド上で右手の親指を動かすことも多いです。だから今回のこの仕様なら、スクロールさせたいときは左手の親指でトラックパッドに触れ、あとは普段どおりに右手の親指だけを動かせばいいわけで、ポインタの移動とスクロールが簡単に切り替えられます。
……やばい。当面 PowerBook G5 は出ないでしょうから、ますます今回のモデルが欲しくなってきました(笑)