・悪夢による目覚め

さっき見た夢のせいで起きてしまったんで、こんな時間に書き込み。夢の内容を淡々と記録。なんだこれは。

夜、どこかの街のどこかの駅前まで、さんごとりんごの散歩に行く。駅前広場を一周し、帰宅の途につくと、防菌装備を調えた道路封鎖係とすれ違う。さらに進むと、知り合いと思しき40代の女性が迎えに出ている。その女性がりんごを抱え、一緒に自宅まで。座敷のような大きな部屋に、犬連れの集団が車座になっている。10人程度の輪が5つくらい。意味不明の集団。先の女性がバカ丁寧に挨拶しながらりんごを離す。なぜかりんごをありがたがるような声が聞こえてくる。俺もさんごを離す。他のわんこと一緒に遊び出す2人。上座に目を向けると、巨大なチワワの張りぼてが鎮座している。さんごとりんごの人形と、それを抱きかかえるかのような母親犬らしき人形。その前で剣呑な雰囲気を漂わせている、この集団の責任者らしき面々。気づくとりんごがいなくなっている。責任者たちの中の女性も1人消えている。座敷から抜け出し居間に向かうと、その女性がりんごを抱きかかえたままうずくまっている。駆け寄ると、そばに血を抜いた後の注射器が転がっている。女性の腕の中で震えているりんご。女性を引きはがそうとすると、ものすごい力で抵抗する。そして女性曰く、何をする、この子の血がどんなに大切か分からないのか、どれだけ貴重な薬ができると思っているんだ、みんなが待ち望んでいる、その意味が理解できないのか。当然理解できず、なおも引きはがそうとすると、突然獣じみた威嚇の声を上げ、文字通り牙をむく。見開いた目の光彩が縦に狭まり、猫の目の様相を示す。

ここで目が覚めました。何なんでしょう、これは。嫌な汗をかいてます。慌てて周りを見回すと、さんごもりんごもちゃんとそばで寝てます。思わず安堵のため息が。もう1度寝ようと思って目を閉じると、次に訪れたのはこんな夢でした。

台所で誰かが料理の盛りつけをしている。足下で遊んでいるさんごとりんご。その向こうに白衣を着た集団が見える。その中の神経質そうな男が、注射器に透明な液体を注入している。いっぱいになると、注射器を振りかざしながら俺の方に向かってくる。その男曰く、おとなしくしてろ、分からず屋は眠ってろ、これを使えば楽になる、いいからじっとしてろ。差し出される注射器。その腕を払いのけつつ、男の手を上からつかみ、注射器の中身をあらぬ方向に8割方放出する。意味不明な罵倒の言葉を吐きつつ、激高してさらに迫ってくる男。再び差し出された腕をつかみ、注射器を握り、男の太股に突き立てる。注入。唖然として引き下がる男。その後ろに控えていた集団が、別の注射器を用意する。より太くて長い注射器いっぱいに吸い上げられる謎の薬品。それを抱えた看護婦が、金切り声を上げながら突進してくる。咄嗟にさんごとりんごを抱え、裏口から外に出る。中で相談する声が聞こえる。様子をうかがっていると、先の看護婦が注射器を持ったまま飛び出してくる。看護婦曰く、何をする、理解できない、どうしておとなしく注射させない、もう許さない。迫る看護婦の胸に跳び蹴り。それでもなお平気で迫ってくる。注射器の先端に狙いを定め、蹴りで注射針を折る。

ここで再び目が覚めました。さっきの続きみたいですね。どうなってるんだ、一体。おぞましくて、ものすごくイヤな感じです。すっかり起きてしまいました。水でも飲もうと思ってベッドから出ると、りんごも起きてついてきました。よしよし、じゃあ向こうの部屋で一服してこようか。と、こうして今りんごを膝に乗せながらコレ書いてます。
あー、イヤな夢だった。久しぶりに悪夢を見ました(´д`;) 気を落ち着けて、これからもう1回寝ます……今度は普通に眠れるといいなぁ……。