・トルストイ著『文読む月日』

先日、トルストイが晩年にかけての6年を費やして完成させた『文読む月日』を注文しました。Amazonのレビューにもあるように、正に「古今東西の聖賢名言アンソロジー」とでも呼べる作品です。これまでハードカバーの上下巻だったものが、文庫で上(ISBN:4480039112)、中(ISBN:4480039120)、下(ISBN:4480039139)の3部作になり、買いやすくなりました。それでも各巻それぞれ約600ページの大容量。そんなところも分厚い本好きな俺には嬉しいです(だから例えば京極堂シリーズなんか、内容はもちろん、ボリュームある文庫の作りも好きなのです。あの「まだまだこんなに読むところがある!」感が嬉しい)。
で、今日Amazonから出荷通知が届きました。やったね! と思ったものの、よく見ると、あれ? 「上」と「下」だけっすか? どうやら「中」だけ品薄みたいですね。Amazonにも「発送可能時期:通常4〜6週間以内に発送します」と出てました。仕方ない。じっくり「上」を堪能します。それにこの作品自体、頭から通して読む必要は無いわけですしね。いや頭から読みますけど。俺も少しは心が豊かにな(った気にな)るといいなー。