・Paragon NTFS for MAC OS X

最近は以前にも増して、MacWindows間でのデータのやり取りが増えてきました。結構頻繁に、ギガバイト単位のファイルをネットワーク越しにコピーしたりしてます。ギガビットLAN、面目躍如。
でも、ファイル共有は、当然ながらそのPCが起動している必要がありますよね。至極当たり前です。が、MacからWindowsのファイルを見るためだけに、わざわざVistaマシンを起動するのが面倒になってきました。じゃあ、例えば共通利用できる外付けHDDに放り込んで、物理的につなぎ替えれば良いじゃん、となるわけですが。
これにはファイルフォーマットの問題があります。クロスプラットフォームで読み書きしようとすると、必然的にFAT32になってしまいます。でもこいつは単一で4GBを超えるファイルは書き込めません。場合によっては8GBや50GBといった単一ファイルを扱うので、その時点でアウトです。MacNTFSでも読み書きできるようになれば良いのにー。
と言うことで、「Paragon NTFS for MAC OS X」です。その名のとおり、これを使えば、内蔵SATAだろうがUSBだろうがFireWireだろうが関係なく、NTFSパーティションに対して読み書きできるようになります。もちろん、BootCampのNTFSパーティションだってOKです。実際にお試し版を使ってみましたが、ドライバレベルで適用されるためか動作速度も問題なく、とても便利で快適です。購入決定!
定価4,410円のところ、期間限定4,095円で出てたので、ここからポチりました
ただ、これを入れたら、環境設定の「起動ディスク」にWindowsが出てこなくなりました。その代わり、環境設定の「Paragon NTFS for MAC OS X」自体に、「起動ディスクに設定」ボタンがあります。ドライブを選んでクリック。起動時に「option」キー押しっぱなしで選択するのは面倒なんで、細かいけれど助かります。
なお、NASを使う、という選択肢もあると思います。
実は既にIODATAの「LAN DISK Home(HDL2-Gシリーズ)」を使ってたりします。「HDL2-G2.0」の方なので、RAID5の1.5TBです。でも、これがまた頻繁に障害を起こしてくれます。使い始めてまだ2ヶ月くらい。その間に6回もRAID崩壊しました。その都度、何時間もかけてRAIDを再構築です。もちろんデータは全て吹っ飛びます。さすがに怖くて使えません。
ちなみにIODATAのサポートには連絡済みです。サポートフォームから事象を細かく報告したら、とても丁寧なメールが届きました。こちらから現品を送付次第、交換品を送ってくれるそうです。
でも、仮に障害を起こさない新品が届いたとしても、今抱いている不信感はなかなか拭えないと思います。当面LAN DISK Homeはヒートラン扱いにしておこうかと。