・備忘録 - 携帯電話機を使った盗み聞き

米ACニールセンの視聴率計測システムは,テレビを見ている人物を特定するために,テレビを1台1台監視する。これに対しIMMIは,調査対象者の行動を監視し,そこから視聴した番組を知ろうとしているのだ。行動の監視は,周囲の音を盗聴する機能を備えた特別仕様の携帯電話機を使って,部屋の中の様子を調べることで行う。

 IMMIの携帯電話機は,30秒ごとに10秒間ずつ,手当たり次第に室内の音を拾う。拾った音声データはディジタル・シグニチャ(署名)の形に変換され,IMMIのサーバーにアップロードされる。

IMMIは,調査対象者にこの携帯電話機を無料で配っている。調査対象者は,自分のプライバシーをすべて犠牲にするのと引き替えに無料サービスを受ける。

すげー。こんなサービスが行われてるなんて、全然知らなかった。でも、いくら無料で携帯使えても、ちょっとこれはイヤだなぁ……。