・はてな夢日記

目が覚めると、そこは病室だった。個室のベッドに寝かされている俺。明るい窓の外。聞こえてくる鳥のさえずり。

病室のドアが開き、機器を乗せたワゴンを押しながら、女性看護師がにこやかに入ってくる。そのままベッドに近づくと、おもむろに俺の左手を持ち上げる。そして手の甲、特に親指と人差し指の付け根辺りを念入りに消毒。なぜか顔以外動かせない俺。

次に看護師が手にしたのは、細い注射器だった。中身を確かめ、消毒した親指の付け根に一刺し。注入。完了……でもそのまま。抜かない。

そして看護師は、さらに新しい注射器を手にした。刺さったままの注射器から1cmほど人差し指寄りの場所に、その注射器を突き立て……やっぱりこれも抜かない。

同じ行為が合計6回繰り返された。左手の甲、親指と人差し指の付け根を結んだラインに、刺さったままの注射器が6本。不思議と痛みは感じない。異様な行為をされてると思いつつ、でも注射器に陽の光が反射する様がきれいに見える。

唯一自由になる顔を動かし、女性看護師を見上げると、満面に蕩けるような笑みを浮かべていた。

救いはその看護師さんがすっげーかわいかったこと(アホか!)