・ガンダム0083 5.1ch DVD-BOX

昨日「機動戦士ガンダム0083 5.1ch DVD-BOX (初回限定生産)」が届きました。まだ最初の1枚(1〜4話)しか観てませんが、これ、良いデキですね! おかしな焼き直しのファーストガンダム3部作とは大違い。「改悪」に対する不安は、全くの杞憂でした。
画質がかなり改善されてますし、以前の作品のテイストを損なうことなく、見事に5.1ch 化されてます。対象の移動感や空間の広がりが伝わってきます。
例えば第1話の最後、ガトーが奪ったガンダム2号機(サイサリス)の前に、コウの乗ったガンダム1号機(ゼフィランサス)が立ちはだかるシーンがありますよね。そこから2話につながり、若干の会話のあと、ガトーが2号機の腰の左側に装着されてるビームサーベルを、右腕で引き抜きます。そしてまさに、その効果音にやられました。
アップでサイサリスを映す画面(ゼフィランサスはカメラの手前)に向かい、ビームの奔流とあわせて右から左にサーベルの音が走ります。と同時にその音が、体の中を駆け抜けていきます!
2ch ステレオでは味わえない、サラウンドによる明瞭な移動感。こういう音を聴くと嬉しくなります。5.1ch の醍醐味の1つ。
それにアフレコし直した音声も鼻につくことはなく、もちろん違いは感じますが、むしろ声優陣の演技のうまさが分かるというか。特に以前よりも緩急がついた、大塚明夫氏のガトーの声が良いです。
全体として(って、まだ全部見てないですけど)、とても丁寧に仕上げられた作品だと思います。これまでいろいろと心配してた自分が滑稽に思えるくらいです。スタッフのこだわりが、良い方向に昇華されてます。
オーディオコメンタリーで、大塚氏が言ってたセリフ。

買って良かったな!

うん、買って良かった!(・∀・)