・ペンタブレット

Mac を使いだしてから、もうかれこれ10年以上経ってます。初めて Mac に触れたのは、「OS 6」から「OS 7」への移行期、「漢字 Talk 7」が出回り始めた頃です。Windows はまだ「95」が出る前、「3.1」どころか「3.0」も使われてました。それから今に至るまで、本体を買い換えたり、地道にメモリや HDD を増設しつつ、いろんなことに使ってきました。
その数ある用途の中で、最初期から一貫して途切れることがなかったのは、いわゆるグラフィック系ソフトを使っての画像作成や加工です。別にプロじゃないんで、もちろん趣味の範疇です。それでも、いや、だからこそなのかもしれませんが、結構な時間を費やしてきました。画像を作り上げていくことはもちろん、とにかくソフトを使うこと自体が楽しくて。
思い出すのは、キッドピクスの最初のバージョンです(このシリーズはまだ健在なのかな?) 愉快なスタンプや、自分でも効果が予想できないブラシツール、操作するたびに聞こえてくる効果音なんかは、ともすれば子どものお絵描き用ソフトの趣です。でも実は、時間と根気次第でかなり凝った画像が作れたり。今でも名作ソフトだと思ってます。
もちろん定番の Photoshop も使ってました。初めてのバージョンは、「2」か「2.5」くらいでした。フィルタ機能は当時から充実してましたが、レイヤー機能はありませんでした。その後レイヤーをサポートしたバージョンが出て、ますますそのすごさの虜になりました。ほんと衝撃でしたね、レイヤーは。
ただ以前は、写真を取り込むツールを持っていませんでした。だから Photoshop ですら、高価なペイントソフトみたいなものです。もったいない(笑) その後デジカメを購入して初めて、レタッチ用途でも使うようになりました。
それにドロー系の雄、Illustrator も。今はペイント系やドロー系といった区分けが不要なくらい、1つのソフトの中で統合されてたりします。でもかつては別々のソフトが厳密にそれぞれの役目を担ってて、PhotoshopIllustrator がその双璧でした。まぁこれはある意味今でもそうですが。
最初はもちろんベジェ曲線の使い方なんかまるで分からず、適当にハンドルをふにふに動かして遊んでただけです。それから次第に慣れてきて、図形をアウトラインデータで描画することの利点が理解できるようになると、単にオブジェクト単位での描画だけでなく、次第にフォントの加工なんかもするようになりました。
……あれ? おかしいな。こうして長々と想い出語りをするつもりじゃなかったのに。
えーっと。
今まで画像関係のソフトはいろいろ使ってきたけど、ツールとしてペンタブレットは使ったことがなくて、近々ワコムから「Intuos3」のお得なセット、「Intuos3 スタートパック」が出ることだし、これを機にちょっと買ってみようかなー、と、そんなことを書きたかっただけなんです (^^;