・iTunesユーザーにお勧めのプラグイン、Volume Logic

かじられて文字通りブルブルなブルブル

下のエントリーで触れた、iTunesユーザー向けのお勧めプラグインをご紹介。ていうか褒め記事を勝手にだらだら書きつらねますよ。思わずそうしたくなるくらい、かなり気に入りました。まだまだお試し期間が残ってるのにも関わらず、速攻で購入手続きしてしまったくらいです。
これまでにリリースされてきたiTunes用のプラグインは、主にビジュアライザ向けのものでした。直接「音」に関わる部分という意味では、この「Volume Logic iTunes Plug-in for Mac / Win」が最初のメジャープラグインです。詳しい内容は製品紹介ページをご覧いただくとしてですね、機能の1つに「全ての曲の音量をほぼ均一に揃える」ってのがあるんですが、とにかくこれが便利で快適! 1回使うともう手放せない! 全体的に音がキレイになったりもするんですが、それより何よりこの機能!
iTunes本体にも「サウンドチェック」機能がついてますが、これって正直イマイチだったりするじゃないですか。全体的に音量を下げ、あとは曲ごとに一定のレベルで調整してるんで、ダイナミックレンジ(音量の大小差)が大きい曲ほど、思ったような効果が出にくくなります。じゃあ「Volume Logic」はどうなんだと言うと、iTunesのような「曲ごとに一定のレベル」を用いた調整ではなく、最終的な出力段階手前でリアルタイムに調整してます。
iTunesも「Volume Logic」も、結局目指すところは曲と曲のダイナミックレンジを狭めることなわけです。そのための方法として、iTunesは曲を予めスキャンし(初めてサウンドチェックをオンにした時は、裏で全部の曲をガシガシ読み込みます。何千曲も取り込んでるんで、完了するまで結構時間がかかりました)、適切と思われる設定をそれぞれの曲ごとに求めています。「Volume Logic」は前述の通りそれを音声出力に対してリアルタイムで行い、かつ曲ごとに一定ではなく、再生中に設定を変化させてます。この違いはほんとに大きく、どの曲をどんな順番で再生しても、明らかにiTunesサウンドチェックより自然で効果的です。
おまけにiTunesからの出力なら何にでも適用されるんで、CDやネットラジオ、Music Storeのビデオクリップや映画の予告ですら効果があります。ソースごとに音量調節しなくていいのはホントに快適。Macから出力される全ての音に対してとは言いませんが、できることならブラウザにも適用したいくらいです。いきなり大音量で曲が流れるページやFlashにびっくりすることもなくなるでしょうからね。
最初にオフィシャルページを見た時は、よくある製品紹介みたいにまた誇大表現なんじゃないの? とか失礼なことを思ってました。で、まぁとりあえず試してみるか、と軽い気持ちでダウンロードしてみたわけです。そしたら。すいません、俺が浅はかでした。真面目に凄いじゃないですか! 音量に関してもそうですし、音質改善効果も実感できます。

まずはダウンロードしてその効果を試してみてください。きっと二度と手放すことができなくなること請け合いです。試用期間は2週間ですが、最初にその音を聞いたらすぐに購入手続きに進んでしまうことでしょう。

そのまんま俺のこと言ってますか (^^;)
ちなみにですね。ホントは他の何を差し置いてもiPodに対応してほしいとこなんですよね。けど、これに関してはこんなFAQが載ってました。

Q:iPodへの対応

A:これに関する質問が頻繁にあります。Octivでは、iPod用のVolume LogicをAppleに買収してほしいと願っています。実は、既にiPodに使用されているチップで実行できるように、我々のコードを移植しました。ですが、実際にそれらのコードがiPodで安定して実行されるには、Apple製品に関する技術的専門知識が必要です。もしiPodでもVolume Logicを使用したいと思うのであれば、下記のiPodフィードバックフォーラムへその思いを書き連ねてください(英語のサイトです): http://204.2.96.30/wwwboard/wwwboard.html

「思いを書き連ねてください」って懇願されてます。ちょっとウケた(笑)