・空のカケラ

「久し振りにきれいな朝焼け。そもそもこういう色彩を撮りたくてデジカメを買ったのです。なかなかいい機会が訪れないだけに、撮れた時は結構嬉しいです。ちなみに左の方の黒い点は、ゴミじゃなくて鳥です。写真だと全く判別不可能だけど。人間の視覚の不思議」
だそうです、2年前の記述によると。そうだ、思えばそんな動機でデジカメ買ったんだった、忘れてた(笑)
拡大画像(※アップしてません)だと、確かに小さな黒い点が見えます。直接目で見ればはっきり鳥だと識別できるのに、写真として切り取った途端、それは矮小化してしまいます。風景全般に言えることです。視覚におけるこの脳内補正機能はホントに秀逸。
同じ風景を描いた絵画を比べてみると分かりますが(と言ってもかなり主観的ですけど)、正確に遠近法を駆使して描かれたものより、目で見た感じそのままを写し取ったものの方が、遙かに迫力や瑞々しさを感じます。風景写真が(例えパノラマにしたところで)小さくまとまってしまうのも宜なるかな。レンズはそう言う意味での嘘をつけません。素晴らしき脳内トリック。
幸いにも直接目にすることができた素晴らしい光景は、褪色させることなく心のアルバムに保存したいものです(こんな写真上げといて何言ってんだって気もしますが 笑)